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これまでの,特集物の展示室に入らなかったサウンドクリップです。
平成13年9月に廃止された高山本線直通の気動車特急『北アルプス』の新名古屋発着の情景。地下駅に響くディーゼル音が聴きどころ。なお,写真は,間合い運用で特急常滑行きに就いているところを新岐阜で撮影したもの。現在は会津鉄道で使用されているが,これが浅草駅でディーゼル音を響かせることはあるのだろうか。
三岐鉄道に譲渡されることとなった,近鉄特殊狭軌(2フィート6インチ=762mm)の北勢線。昭和50年代生まれながら,吊掛車のモ270が走っている。ナローゲージの電車は,車幅が狭いためにモーターの置き方に苦慮する。以前,ここでは,垂直カルダンという奇想天外な置き方をした車輛もいたが,現在では吊掛に落ち着いている。
停車時から発車しばらくまで鳴っている雑音は,ワンマン用運賃箱のベルトコンベアがきしむ音である。
日立電鉄小沢駅付近の踏切。警報音が未だ鐘の音であるのが懐かしい。
JR北海道の高速化の切り札として登場した,強制振り子式気動車。
このサイトは,音の交通レッドデータブックか,と思われるほど,先行きの危うい乗り物が名を連ねているが,これもその一つ。現在就航している唯一の国産旅客機YS11Aである。音の面からみると,推進はジェットエンジンを使いプロペラを回すターボプロップで,エンジンはロールスロイス製。往時は,日本国内はもとより,海外の国内中距離路線でも使用されていたが,現在では,エアーニッポンと日本エアコミューターの2社の18機が旅客営業しているのみである。