Main > 音の交通博物館 > 音のきざはし―Powered by Siemens
VVVF車は数多けれど,聴いていて最も楽しいのはやはりSiemens製でしょう。SIBAS32型制御装置から繰り出されるオクターヴは,一度聴いたら忘れられない があります。ここでは,SIBAS32搭載の電車群を集めてみました。
平成10年2月に登場した京急の優等列車用車輛である。快特を中心に,最高速度130km/h,最大加速度3.5km/h/sの能力を遺憾なく発揮している。京急お得意の先頭M車の8輛固定編成で運転されている。
常磐線中距離列車の,主に上野〜土浦間の列車のために平成7年に新製された形式である。交直両用の通勤/近郊用車輛としては初めてのVVVF制御車であるだけでなく,日本でのSiemensの制御器を採用した嚆矢でもある。中距離電車ながら,快速電車103系の後継で土浦乗り入れが出来る交直両用版209系という雰囲気が多分にある4扉ロングシート車である。
停車時に逆の音階を踏んでいる点に注意。